カスハラ奨励金をきっかけに、パーソナルヨガスタジオの安心対策を見直すことに。
先日、東京都で実施しているカスタマーハラスメント対策の奨励金があることを知りました。
事前エントリー期限は、7/9(木)17時。
「こんな制度があるんだ!」
「でも、期限ギリギリ!!」
「今からでも間に合うかな!?」
かなり急ピッチで調べ始めました💨
最初は「うちには必要ないかも」と思った
チルアウトは、こじんまりとした隠れ家的なパーソナルヨガスタジオです。
ありがたいことに、お客様にも本当に恵まれています。
レッスンに来てくださる方は、穏やかで、信頼関係を大切にしてくださる方ばかり。
だから最初は、正直なところ、
「カスハラ対策は、うちには必要ないかも?」
という気持ちがありました。
カスハラ対策という言葉を出すだけで、なんとなくお客様を疑っているように感じてしまう。
アットホームな空気が少し固くなってしまう気もする。
特にチルアウトでは、安心してお話ができたり、自分の内側に意識を向けたりする時間を大切にしています。
だからこそ、「対策しています!」と強く打ち出すことには、少し違和感もありました。
パーソナルレッスンは、閉鎖的空間でもある
一方で、パーソナルレッスンは基本的にマンツーマンです。
大きな施設のように、受付スタッフがいるわけではありません。
空間としては密室性が高いからこそ、プライベートな会話ができる。
ただ、何かあったときに、第三者の目が入りにくい環境でもあります。
特に初めてお会いする方の場合、実際にお会いするまでは分からない部分もあります。
女性ひとりで運営している小さなスタジオで、マンツーマンのレッスンを行う以上、あらかじめ安心のためのルールを整えておくことは大切だと感じています。
そのため、今回のカスハラ対策を始める前から、初回の男性のお客様には身分証の確認をお願いさせていただいています。
免許証のコピーを取得させていただく旨は、事前にお伝えし、ホームページにも明記しています。
これは誰かを疑うためではなく、お互いが安心してレッスンを受けるための備えです。
今回のカスハラ対策も、その延長線上にあるものとして捉えています。
AI導入と悩んで、録画環境の整備を選んだ
奨励金の内容を調べていく中で、いくつかの選択肢がありました。
・AIシステムの導入
・録音・録画機器の導入
・外部人材の活用
最初はAI導入が気になっていました。
でも、スタジオにとって本当に必要なものを考えたときに、今回は録画環境の整備が一番現実的だと判断しました。
マンツーマンの空間で、万が一何かがあったときに、記憶や感情だけで判断するのではなく、事実を確認できる記録が残っていること。
それは、自分にとっても、お客様にとっても安心材料になると考えています。
目的は、あくまでトラブル発生時の事実確認です。
お客様を監視するためではなく、何かが起きたときに、冷静に状況を確認できるようにするための備えです。
AIには、制度理解と雛形づくりを助けてもらった
今回、急ピッチで準備を進める中で、AIにもかなり助けてもらいました。
募集要項のような資料は、必要なことがたくさん書かれている一方で、最初に全体像をつかむのに少し時間がかかります。
何をいつまでに実施しておく必要があるのか。
どんな書類が必要なのか。
自分のスタジオの場合、どの取組が現実的なのか。
そういったことを整理するうえで、AIに噛み砕いてもらえるのは、とても助かりました。
マニュアルについても、AIにたたき台を作ってもらいました。
大切なのは、自分のスタジオの実態に合っていること。
・レッスン形態
・プライバシーへの配慮
・緊急時の連絡先
・録画記録の扱い方
AIの出力をそのまま鵜呑みにするのではなく、公式資料や必要書類と照らし合わせながら修正を進めています。
奨励金がきっかけでも、形だけにはしたくない
正直に言えば、動くきっかけになったのは奨励金でした。
きれいごとだけで言えば、「安心・安全なスタジオづくりのために」と書けるのかもしれません。
でも、小さな個人事業主にとって、こうした制度はやっぱりありがたいです。
設備を整えるにも、資料を作るにも、時間もお金もかかります。だから、奨励金があるなら活用したい。
その気持ちは、正直にあります。
でも、だからといって、申請のためだけに形を整えて終わりにはしたくありません。
せっかく取り組むなら、これからのスタジオ運営にもちゃんと活かせるものにしたい。
今回の準備を通して、そんなふうに思うようになりました。
今来てくださる方々との信頼関係があるからこそ、安心して続けられる仕組みを整えておく。
アットホームな場所だからこそ、いざというときのルールを曖昧にしない。小さなスタジオだからこそ、自分ひとりで抱え込まなくていい環境をつくっておく。
そんな視点で考えると、今回の奨励金は、単なるお金の話ではなく、後回しにしていた安全対策を見直すきっかけになりました。
今日から、カスハラ対策をスタートします
ここ数日、急ピッチで準備を進めてきたカスハラ対策。
マニュアルの整備、録画環境の設置、運用ルールの確認、スタジオ内外への周知など、必要な準備をひとつずつ進めてきました。
そして本日より、Chillout. personal yoga space として、カスタマーハラスメント対策を正式にスタートします。
スタジオには、安心・安全なレッスン環境づくりのための掲示を設置しました。
ホームページにも、カスハラ対策に関する基本方針や、記録用カメラの設置について明記しています。
これで準備は整ったはず。
あとは、事前エントリーに臨むのみです。
奨励金がきっかけではありましたが、今回の準備を通して、安心してレッスンを受けていただくこと、そして私自身も安心してお客様をお迎えできることの大切さを、改めて考える機会になりました。
これからも、アットホームな雰囲気は大切にしながら、必要な備えはきちんと整えていく。
そんなスタジオでありたいと思います。


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